ゴキ
2004年 12月 22日
今日で仕事納め。昨日今日と大掃除。
昨日はデスク周り。今日は給湯周り・・・。
そこで事件は起きた。
「ゴキ」ちゃんの登場である。
世の中の女性の大半」が嫌いであるだろうこの「ゴキ」
いつもは男性社員に退治してもらっているが
よりによって今日はあたししかいない。
これは自分で何とかするしかないと
意を決して立ち向かった・・・が。
殺虫剤を取りに行って戻ったら、ヤツは忽然と姿を消していた。
ほっとしたような悔しいような。
給湯周りを終え、事務所内全体に掃除機をかけていた時
事件は再び起こった。
先ほどのあたしののろい動きを見て
ヤツは過信していたに違いない。
再び同じ場所に姿を現したのだ。
馬鹿め。こんなこともあろうかとすぐ手に届く所に
殺虫剤を用意していたんだよ!!
迷わずそれに手を伸ばし狙いを定めてヤツに向かって撃ち放った。
意外にしぶとい。足を引きずり羽をバタバタさせ必死に
逃げ惑う。もうあたしには迷いも戸惑いもない。
もはや誰にも止めることは出来ない。
ただヤツを殺すことがあたしに与えられた使命なのだと
今はっきりと確信していた。
ヤツを仕留めるのには十分すぎる武器を持ったあたしが
迷いをなくした瞬間、それがヤツにとっての最後だったのだ。
戦いは終わった。力尽き横たわるヤツの姿からは完全に
生命の灯火は消え去っていた。
壮絶な戦いを終えたとは思えない静けさ・・・。
あたしは冷たく一瞥し、だらしなく四肢を投げ出すヤツの前に立ち
掃除機のスイッチを入れた・・・。
昨日はデスク周り。今日は給湯周り・・・。
そこで事件は起きた。
「ゴキ」ちゃんの登場である。
世の中の女性の大半」が嫌いであるだろうこの「ゴキ」
いつもは男性社員に退治してもらっているが
よりによって今日はあたししかいない。
これは自分で何とかするしかないと
意を決して立ち向かった・・・が。
殺虫剤を取りに行って戻ったら、ヤツは忽然と姿を消していた。
ほっとしたような悔しいような。
給湯周りを終え、事務所内全体に掃除機をかけていた時
事件は再び起こった。
先ほどのあたしののろい動きを見て
ヤツは過信していたに違いない。
再び同じ場所に姿を現したのだ。
馬鹿め。こんなこともあろうかとすぐ手に届く所に
殺虫剤を用意していたんだよ!!
迷わずそれに手を伸ばし狙いを定めてヤツに向かって撃ち放った。
意外にしぶとい。足を引きずり羽をバタバタさせ必死に
逃げ惑う。もうあたしには迷いも戸惑いもない。
もはや誰にも止めることは出来ない。
ただヤツを殺すことがあたしに与えられた使命なのだと
今はっきりと確信していた。
ヤツを仕留めるのには十分すぎる武器を持ったあたしが
迷いをなくした瞬間、それがヤツにとっての最後だったのだ。
戦いは終わった。力尽き横たわるヤツの姿からは完全に
生命の灯火は消え去っていた。
壮絶な戦いを終えたとは思えない静けさ・・・。
あたしは冷たく一瞥し、だらしなく四肢を投げ出すヤツの前に立ち
掃除機のスイッチを入れた・・・。
by mainichitaikutu
| 2004-12-22 14:37